パラレルアイ
タイトル

『パラレルアイ』

カテゴリー
バーチャルリアリティ
作品形態
Oculus Rift, ブラウザ
使用言語
JavaScript, HTML, CSS
制作ツール
Photosynth, Photoshop, Safari, mi

地球上の生物は宇宙から見れば地球という同じ場所に存在していますが、それぞれが全く異なった世界を見ています。また、時間や状況などによっても世界の見え方は異なってきます。この『パラレルアイ』という作品ではそういった様々な世界を再現し、実際に体験できるようにしました。
ありふれた空間の場合でも視点を変えることで新しい発見や、未知の世界に迷い込んでいるような不思議な感覚を得ることが可能になっています。生き物の数だけ別の世界があるということをこの没入感の高い体験によって実感することができます。

パノラマ写真と
ヘッドマウントディスプレイ

パノラマで撮影した写真の中にヘッドマウントディスプレイを使って入り込めるようにプログラミングをしました。現実と同じようにすべての方向を見ることが可能で、頭の向きに合わせて風景が動くため、実際にその場にいるかのような気分を味わえるようになっています。

展示風景 体験の様子

パノラマ写真の撮影

3つのテーマに沿ってパノラマ写真を撮影しました。上下含む全方向を撮影し、MicrosoftのPhotosynthで合成しました。

JSを有効に

1.いつもの世界

初めて体験した人にまずはバーチャルリアリティの世界に慣れてもらうため、普段とあまり変わらない視点で世界を見られるようにしました。

2.子供・動物の世界

子供の視点と動物の視点をテーマに撮影しました。子供の視点は目線を下げるだけではなく公園の遊具の中やブランコなど子供の頃に体験するものを意識して撮影しました。 動物の視点は様々な動物から見た景色を意識して撮影し、人間とは異なる動物の視力や色覚を再現しています。

3.鏡の世界

普通に撮ったパノラマ写真を左右に反転させることによって鏡の中の世界にいるかのような不思議な体験ができます。

パノラマ元画像
パノラマ写真

ブラウザで世界を体験

パノラマで撮った世界をどんな環境でも体験できるようにウェブブラウザを活用しました。専用に作ったプログラムをブラウザに読み込ませる形になっています。

プログラミング

JavaScriptで作った球体の内側にパノラマ写真を張り込み、中央から眺められるようにプログラミングをしました。JavaScriptを使うのは初めてだったため当初はなかなかうまくいかず大変でしたが、少しずつ問題点を解決していくことで問題なく動かせるようになりました。

JSを有効に
カメラと頭の動きを同期
パノラマの断面図1 パノラマの断面図2

操作画面

ヘッドマウントディスプレイをつけた状態でマウスのみで操作するため、トップ画面以降はクリックのみで操作するシンプルなUIにしました。両目で見るために左右に同じものを表示してあります。

ップ画面

ップ画面では体験したい世界が選択できるようになっています。カーソルを合わせると左側に青いリングが表示されるため、何を選択したのかが一目で分かります。

操作方法の解説画面

ここから先は右クリックで進み、左クリックで戻れるようにしています。左クリックで進むようにしてしまうと、操作方法の画面をとばして体験画面に進んでしまう可能性があるため右クリックにしました。

体験画面

右クリックで進むごとにフェードしながら場所が切り替わり、最後まで進むとトップ画面に戻ります。必要に応じて画面の中央に場所についての情報が数秒間表示されます。

画像クリックで次の画面へ切り替え

操作画面1